女性の「性」に商品価値があるのはなぜか?

売春は、「人類最古の職業(the oldest profession)」と言われています。



日本においても、その歴史は古く、『万葉集』には

「遊行女婦(うかれめ)」の名で書かれています。

他にも、

「傀儡女(くぐつめ)」や

「白拍子(しらびょうし、はくびょうし)」

「遊女(あそび)」

「傾城(けいせい)」

「上臈(じょうろう)」

「女郎(じょろう)」

「遊君(ゆうくん)」

「娼妓(しょうぎ)」などという呼称もあります。



「性」を売って生業とする娼婦の存在は万国共通です。

しかし、なぜ男性は女性の「性」にお金を払うんでしょうか?

現代では、そのものズバリではなく、性交類似行為(例えば、フェラチオや素股など)しか法令上許可されていませんが、その類似行為にすらお金をつぎ込む男性が多いのはなぜでしょうか?

それは、メスが交尾相手であるオスを選ぶ権利を持つ動物と同じく、人間も性交相手を選ぶ、つまり性選択権というのは男性ではなく、女性が持っているからです。



以前の記事で女性が洋服やアクセサリー、お化粧に莫大な投資をするのは「男性に愛されるため」と書きました。

一見その内容と相反する主張をしているように感じるかもしれませんが、選ぶ側である女性も出来るだけ多くの候補の中から選びたいのです。

これは、動物のメスも同じで、出来るだけ丈夫でより質のいい種を残すために選択肢の分母は多ければ多いほど良いとDNAレベルで分かっているのです。

だからできるだけ多くの男性やオスを集める(分母にする)ために着飾り、より美しくなろうと努力を重ねるのです。



なぜならば、男性は一時期に、複数の対象に種を残すことが可能ですが、女性は一度妊娠してしまえば、しばらく次の妊娠が出来ません。

つまり、一生の中で自分の遺伝子を遺せるチャンスが男性に比べて著しく少ないのです。

ですから一回一回のチャンスを無駄にしないよう出来るだけ上質の遺伝子を持った男性と出会うために、いくらでも美に投資できるのです。





男性には性選択の権利が許されていないため、代わりに対価を払うことによって性選択しようとします。

もちろん本当の性選択権は手に入れられないため、擬似性選択となりますが・・・


レイプという性犯罪がありますが、これも性選択権に対する欲望が曲がって発露したものということになります。


こういった性選択権の代わりに、金銭か暴力で交尾を手に入れようとする行為は、何も人間だけに見られる傾向ではなく、動物の間にも見られるようです。






売春は、人間だけでなくチンパンジー等霊長類にも見られる行為である事がフィールド・ワークによって判明している。

さらに昆虫程度の生物にも同様の生態が見られる。

しかし、動物行動学の研究者たちの「いくつかの高等な霊長類のなかで売春行為がみられる」との報告に、異論を唱える研究者もいる。

論争の元となっているのは、霊長類のメス(や若いオス)が餌をもらったお礼に、あるいは相手の攻撃をかわすために、性的サービスを提供するという事実である。

学術用語では、これを「プレゼンテインション」という。

この行動が売春といえるかどうかは、その定義にかかっている。


売春の社会史−古代オリエントから現代まで





ね?

女性に性選択権があり、交尾の相手を選ぶ側だから女性の「性」には価値が出てきて、逆に男性の「性」には、女性の方から見ると価値は見出せないのですね。


男娼という存在がありますが、これも顧客は男性ですからね(^^;)





まぁ、まれに女性が男性をレイプするケースがあるようですが、あれは特殊なケースでしょう。

しかも、その目的は性衝動というよりも、妊娠目的(妊娠すれば養育費を受け取る権利が発生するためとか、自分が思いをよせる相手の子供が欲しいという欲求)とか、性病の伝染(他の男から移されたAIDSなどを故意に健康な男性に伝染させる行為)などの理由のようですから・・・
posted by イーチ大塚 at 15:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 男と女
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